水回りのリフォームを考えるタイミングとかかる費用の相場について②

今回も前回に引き続き、水回りをリフォームするタイミングや費用の相場などを紹介します。

 

リフォームする水回りと費用の相場について

トイレ

トイレのリフォームにかかる金額は、戸建て住宅なら10万円程度から50万円程度が相場です。

一般的なタンク式の洋式トイレなら20万円程度から40万円程度で交換できますが、タンクレスの洋式トイレに換える時には35万円程度から50万円程度かかります。

 

トイレのリフォームでは、ほとんどが洋式便器への交換で、最近では狭いトイレの空間をスッキリさせるために、タンクレストイレを取り付ける人が多いようです。

しかし、マンションの高いフロアだと水圧が不足して、トイレの水が出ないことがあるので注意しましょう。

 

また便器の交換だけでなく、クッションフロアの床やクロスなどの内装も新しくする人も多いですが、費用を安くしたい時には、低価格な材料を使用することも出来ます。

 

洗面所

洗面所のリフォームにかかる金額は、20万円程度から30万円程度が相場です。

洗面所のリフォームでかかる金額は、戸建て住宅でもマンションでも差はほとんどありません。

 

洗面台に関しては、標準の商品を選べば20万円前後です。

なお最近ではオーダーメードの洗面台が人気で、鏡や洗面ボウル、蛇口などをバラバラに選んで自分の希望する洗面台を作る人も多いようです。

 

洗面所のリフォームは、新しい商品と取り換えるだけでなく、洗面所が無かった所に新しく洗面所を取り付けたり、家族が増えて狭くなった洗面所を広くする工事も多いようです。

 

そのため床や壁など内装の工事も含まれるので、リフォーム会社に相談して、工事を依頼する前に追加の費用がいくらになるかを確認すると良いでしょう。

 

リフォームの金額を安くするポイント

水回りのリフォームをする時には、まとまった予算が必要ですが、費用を節約するためのポイントがあります。

例えば、水回りの設備は出来上がった既製品を取り付けますが、リフォーム会社ごとに割引の値段が異なります。

 

メーカーにこだわらずに商品を選ぶと、全体的な費用を抑えられるかもしれません。

また、メーカーから新商品が出た時には、型落ちのモデルや在庫処分品などが安くなることもあるため、安い商品を狙うとお得にリフォームできることもあります。

 

リフォーム会社に商品が安くなるタイミングを聞くのも一つの方法です。

水回りのリフォームでは、3カ所から4カ所の複数をセットで一度に工事すると、人件費や交通費を安く抑えられます。

 

また、給排水設備の工事も一緒に行うので、まとめて工事をすれば工期を短くすることが可能になります。

そして水回りの工事に関係する商品もまとめて発注すれば、リフォーム会社の仕入れ値が下がるので、総合的な費用を抑えられるかもしれません。